子供の歯の健診をしようと思い立ち、二人分の予約をいれた。
3年以上前に日本でして以来だ。

問診票を書いている間に、子供たちは順番に診察室によばれ、診察が始まった。
Yのが終わった時点で、診察室に呼ばれる。
Yは既に、ご褒美(?)にもらえるおもちゃを選んでいた。
「Y君の方は、虫歯ありません。歯並びも、今は生え替わる途中だし、まだ大丈夫でしょう。」

そしてまだ診察台に寝ている、R。
「Rくんは、虫歯があります。」あぁあぁぁ。
それも複数。
レントゲンで見ないとわからない、歯と歯の間。

この二人の結果の違いは、歯の質の違いか、あるいは食べ物の志向の違いか。。。両方だろうなぁ。
Rの治療が来週から始まる。
まだフッ素を塗っただけで、治療がどういうことか知らないR。
連れて行く私の方が心配している。

ところで、おもちゃを選んでいたY。
「ママ、これ欲しい?」と言うので見ると、女の子用の誕生石別の指輪だった。
「いいよぉ、Yの好きなのにすれば。」と言ったら、結局その中の一つを選んだ。
鉱物の硬度実験に使うのだそうだ。
Rの虫歯の事実から逃れ、Yの優しさにしばしの間ひたひたと浸った。

二人ともフロスの大切さを習ったのか、おとなしく口を開けてフロスするようになった。