親孝行で子孝行

夕方、子どもたちの歯のチェックアップに出かけた。

誉め上手の先生は、例えばディープクリーニングのための麻酔を打つ時に、「Good job, good job, Mika」と言い続け、肩を優しく叩いてくれたりする。口を開けてるだけなのに誉められて、ちょっと犬になったみたいな気分もするなぁ、と笑ってなをとJに言ったら、なをとJも「Good job, good job, Naoto」と言われて、あの大きな肩を、優しく叩いてもらっていることが判明。

あの先生なら、子どもにもとても優しいだろうと思ったら、案の定優しかった。
シーラント(奥歯の溝に、虫歯予防のために詰めるもの)は変な味がするのだけど、次男が少しでもイヤな顔をすると、やはり優しく慰めながら、手をさすってくれていた。
治療台の前にはテレビがついているので、テレビを見て笑いながら、チェックアップはスムーズに進む。

二人とも虫歯は無し!
あぁ、親孝行。そして、今の親の歯磨き努力が将来の子孝行となる。(笑)

最後にバブルガムとミントとバナナスプリットとラズベリー味からフッ素を選ぶ。
長男はその手の人工的な味がどうしても苦手なので、フッ素省略。
次男はバブルガム。ムース状のフッ素を歯形(?)に入れて、それを噛む。ふぅん、フッ素ってこういう風につけるのねぇ。

帰りがけ、聞いてもいないのに次男が言った。
「前の歯医者さんより良いな。」
優しい人に、次男は弱い。