Middle school attendance task force

学区内に中学を増やす計画があり、それに伴って、どの小学校からどの中学校へ行くかが変わる。
数種類(赤、青、オレンジ等)の案があるらしい。

今日の英語で、一人が言うには、
「赤案だと、自分の子はH中学に行くことになる。H中学は成績が低いから行かせたくない。現行どおり、M中学に行かせたい。」「学区が変わると、家の価値も変わる。このまま決まると値が下がる。」

聞いていて、ムッとする。
現行の制度でも、この赤案でも、我が家の場所だとH中学だ。

何にムッとしてるかというと、

その1。その場には、H中学に行ってる子の
親がいるかもしれないし、将来行かなければならない子の親がいるかもしれないのに、そういうことを気配りせずに捲し立てていること。

その2。「他の案にしてみても、誰かしらそういう不利な立場(だかどうだか知らないけど)に立つことになるのじゃないの?」と言ってみた。
すると「不利な立場に立つ人がより少ない案を選ぶべきだ。」と言う。

なんか変じゃない?少なければいいっていうのは。その立場に立ってみれば、自分が大勢の中の一人だろうと、少数の中の一人だろうと、被る損害は同じだと思う。

もしもディストリクトが、中学の成績を平均化することを目的に赤案を決めたのだとしたら、ディストリクトとしてはあるべき姿ではないんだろうか。

その3。成績の良い学校に行かせたいという理由で赤案を反対しているにかかわらず、「この辺りの教育熱はクレージーで、競争を煽りすぎている。うちの子はこの辺りだと平均以下の成績しか採れないが、私は子供自身が去年よりも進歩していればそれで良いと考えている。」というお話。
???
だったら、M中学に行くことに固執しなくたっていいんじゃないのぉ???

さすがに「その3」を口には出来なかったけど、「うちはどっちにしてもH中学だし、どうでもいいわ。持ち家じゃないから、引っ越すことだって出来るし。」と言ったら、先生がちょっとまずいと思ったのか、フォローに回っていた。(笑)

いずれにせよ、
同じ学校域内で成績に大きな差があること、良い学校の周りの家は高いこと、
成績の良い小学校のそばの中学校の成績が必ずしも良いと限らないこと、
なんか変だよねぇ。