作文地獄ー母編 その1

補習校の夏休みの宿題リストに、必ず入っている作文。
日本の小学校なら、普段から作文を書いたり、他の人の作文を読んだりする機会が沢山あるだろうから、書くごとに作文力もアップして、上手になっていくものだろう。

でも、ここに暮らしていると、日本語で作文を書く機会は無い。「楽しかったです。」で終わる日記を書かせるのが親としても精一杯。(笑)

読む機会も書く機会も少ないと言うことは、作文というものがなんなのかも知らないと言うことになる。
もちろん英語でもWritingはあるのだけど、同じ「書く」と言っても、お国が変われば求められているものも違っている。

では、補習校は何を目的に作文の宿題をだしているのだろうか、と考えてみる。

自分の力で書けるだけのことを作文用紙に埋める、ということなのだろうか。

うーん、ちょっと違うんじゃないかな、と私は思う。(ま、人によって考え方は違うだろうけど。私は、そう思うわけです。)
それでは、書き上げてお終い、ってことになる。(書き上げたこと自体は、もちろんとても偉いのだけど。)

作文とはどういうものか、作文はどう書くのか、そういうことを親に教えてもらう、ってことを、この宿題の作文は求めているのではないのかしら。