良くない母親の見本と自覚しております。

Math Awards Nightにおよばれし、夕方から長男の学校へ、レモンケーキを焼いて出かけた。
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Math Olympiadsは授業外で希望者参加、それ以外は授業中に行われたコンペティションらしい。長男はAMCでHonor Rollを頂戴した。
しかし、他の子(複数)がすごい。いくつものコンペティションに参加してる子多数。さらに全米で1位だとか2位だとか、カリフォルニアで1位とか2位とか。
母の鏡と呼ばれるような方々とは正反対な私の心は、会の最中に色々なことを考える。
「長男よりも頭が良くて、勉強が好きな子が、この学校だけでもこんなにいるんだ。いったい全米中にはどれだけいるんだろうか。」
「なんで、長男は自分からいくつものコンペティションに参加しようという気がないんだろうか。」
「次男のMathを今からちゃんとしておかないと。」
はい、悪い母の最たる例でございます。
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Awardの最後に、長男の先生Mrs.Kが舞台でご挨拶。
「○○先生(別の先生)は素晴らしいの。私のクラスは一つしかコンペティションに参加しなかったけれど、○○先生のクラスはいくつものコンペティションに参加したんです。」
おぉ、そういうことだったのか。
コンペティションは、それぞれの先生が授業に取り入れるか取り入れないか決めてるらしい。
Mrs.Kのご挨拶のおかげで、長男にグダグダブチブチと言わないですんだ。ほっ。
帰りに長男が言う。「ほらね。僕が1つしかもらわないのは、僕のせいじゃないんだよ。」
あの…私、何も言っていませんが、さすがに12年付き合うと私が言いそうなことがわかるんだろうか。ひどい母でごめん。
帰りがけ、Mrs.Kがわざわざ私に話しかけに来てくれた。曰く「長男は発想が独創的だし、humbleだし、うるさくないし、全然meanじゃない。」とほめまくり。先生としても、一つのコンペティションにしか出ていないことを親が不満に思うのをフォローしにいらしたらしい。
それにしても「meanじゃない」って不思議なほめ方だなぁ。