Pumpkin Patch

幼稚園の遠足の付き添いで、Morgan HillにあるUesugi Farmまで出かけた。
スクールバスに乗るのは、Rも私も初めて。「これが学校初日にYが能面になったスクールバス」と思うと感慨深い。
一時間弱で到着。マリーゴールドとひまわりが一面に咲き、4000個以上のかぼちゃが積み上げられ、立派なチューチューが走る。規模の大きなパンプキンパッチだ。
付き添い一人に、子供3人がつく。道は空いていたのに、パンプキンパッチはいろいろな学校からやって来た子供達で大混雑。何をするにも待ち時間が沢山。飽きる子供達。
パンプキンが育つ課程のビデオを見てちょっとお勉強し、待ちわびたチューチューに乗ってから、かぼちゃを選んだ。
あれ、書くとこれだけだけど、学校に戻ったのは1時過ぎというロングトリップだったのだ。

Rは私のグループで、私にべったりとくっついていた。「お母さんが来ていないお友達もいるのだから、ママにべったりくっついてちゃだめなのよ」と日本語の小声でつぶやくがお構いなし。
確かに甘ったれ坊やだけど、いつもヘルプに行っても全然くっついていないのになぁ、と思ったら家に帰ってからナゾが解けた。
「ぼくねぇ、日本に帰りたい。」と言い出すので、「なんで?」と尋ねた。
R「だって、おばあちゃまに会いたいんだもん。」
私「じゃあ、おばあちゃまに来てもらえばいいじゃない。」
R「だって、帰っちゃうもん。」
私「そうかぁ、でも日本にお家ないし。」
R「おばあちゃまのおうちに住めばいいじゃない。」
もうこうなると適当に話をはぐらかしているのではかわいそうだ。
「そうだね。ママもおばあちゃまに会いたいよ。」と二人でくっついてしばらく過ごした。

遠足にはお母さんの付き添いだけでなく、お父さんやおばあさんの付き添いも多かったのだ。
Rはそういうことによく気がつく。