小学校

長男に、「アメリカの学校と、今の学校とどっちがいい?」と聞いてみると、「今の学校。」と答えた。「えー、そうなのか。」と内心ショックを受けつつ、「なんで?」とたずねたら、「だって、アメリカの学校は、勉強が大変だったでしょ。」と答えた。
なんだ。要は楽な方がいいと思ったってことらしい。
毎週の宿題がドーンと出て、ついでに日本語補習校の宿題と英会話の宿題もあったのに比べると、今は宿題などまるで無いし、授業も簡単らしくて、学校に遊びに行っているつもりらしい。帰ってからも習い事にも行っていないから、遊び放題、TVゲーム放題だ。そりゃ、今の生活の方が楽に違いない。
しかし、長男。そりゃあ、英語での勉強は大変だったかもしれないが、長男は比較的楽に習得した方で、もっと大変な思いをしている人々が沢山いる。それに日本の小学生だって、みんな放課後に塾に行ったり、習い事に行ったりと、ハードに過ごしているはず。楽だからと今の生活を理想としているのは、まずいと思う。
大変でも一緒に悩んであげるから、楽過ぎる道より、進歩発展できる道を選んで欲しいなぁ。