物資を送ることについて思うこと2
こんな小さいブログとはいえ、読んでくださる方にプロジェクトをご紹介した立場としては、自分の気持ちが別の方向に動いたのならご報告するのが義務だと思うので、とても辛いけど書くことにします。
ここ数日で、過去の大震災での経験を元にした、個人ボランティアや物資の寄付についての記述などを多く目にするようになりました。
それぞれの避難所、それぞれの被災者によって思うことは色々なのではないかと、勝手ながら想像をしたりはいたしますが、個人の寄付について「物資よりもお金」という意見は聞いても、「お金よりも物資」という話は聞きません。
特定の物資が役立たないことはあっても、お金が役立たないことはありません。
(もちろん、送金した先がきちんとしていなければ、お金が有効に使われないと思うので、その送金先選びは大事です)
一昨日、なおとJと私の考えはまとまったので、Toshitakaくんに伝えましたが、考えを変えてもらうことはできませんでした。
Toshitakaくんの心意気、優しい気持ち、プロジェクトを立ち上げる力自体は、小さい時からの彼の成長を近くで見てきた私としては、本当に感心し、素晴らしいと今も思ってます。彼のプロジェクトが成功することを心から願っています。
そして、状況を見極めて、これから先、彼の考えが変わるかもしれないとも、実は期待しています。
ただ、今の段階では、彼のプロジェクトに残念だけど賛同していないというご報告です。
こんなことを書くことでToshitakaくんの気持ちを傷つけることになるとしたら、紹介をしなければよかったと、前に書いたことを後悔しています。ごめんね。
次々と伝えられてくる原発の状況と、被災地の様子、
今も原発で懸命に働いている方々、危険を恐れずに任務を遂行してくださっている自衛隊や米軍の方々、各国からよせてくださる支援、不安な気持ちで暮らしている人々、
心のなかは様々なことが巡ります。
自分の無力を感じるばかりですが、明日、高校で何か募金のオーガナイズはできないか聞いてみるつもりでいます。