イチゴ

イチゴの季節が始まった。
日本のイチゴに比べると、大きいし硬いし、可憐な感じはまるでないアメリカのイチゴだけれど、それでもまっ赤で艶々と光るイチゴを見ると、幸せな気持ちになる。
小さいとき、イチゴには必ずお砂糖をかけ、少しおいて汁気が出てきたところで、イチゴ用のスプーン(今もあるのかしら)でつぶし、牛乳をかけて食べた。
今夜は久しぶりに、そうやって食べよう。アメリカのイチゴは硬いから、お砂糖かけておいておいても、ちょっとやそっとじゃ柔らかくならない。まっ赤なイチゴのジュースと牛乳が混ざると、それはそれは可愛いミルクピンクとなる。
イチゴ狩りまでは、もう少し。