AMIKO

定期的に、とても親しげに玄関先に現れる、宗教の勧誘の方々。
一人は必ず同じ人。毎回、「私の友達の○○よ。」とお供連れ。
勧誘される気は毛頭無いのだけれど、弾丸のように話し続ける腰を折って「速すぎてわからないわ。」とは言えても、「お名前は?」と聞かれたときに「言いたくありません。」とまでは言えない、気弱。
言いたくないなぁ、でも何て断れば…。と思いながら、ためらいがちに言ってしまったので、「あみこ」と思われてしまった。
それ以来、「あみこ♪」と言ってやって来る。今日も朝から。
「今、時間が無いから。」と言うと、「じゃ、この冊子、置いていっていいかしら?」とくる。「英語は読めない。」とでも言えばいいものを、つい「どうぞ。」と言ってしまう気弱さ。お願い、もう来ないで…。
午後は、別口が現れた。「今の政治を変えていくためにジョン・ケリーを支援しましょう。」という方。
「選挙権無いから。」と言うと、「選挙権が無くても、色々な形で支援は可能です!」と言うので、ちょっと興味を持って「あら、どうやって?」と聞いたら、お金。
そういうことか。私は純粋に何か私にできることがあるのかと思ってしまったのだけど、お金ね、、、ジョン・ケリーはお金持ちなんでしょぉ、と思いつつ、「私の一存じゃ決められないから、主人に聞かないと。」と逃げる。
夜8時過ぎに、また来るらしい。お願い、もう来ないで…。