一晩寝ると

イヤなことも大抵忘れられるタチだ。
だけど、起きた途端に思い出して、一日の始まりなのにイヤな気分。
そうなると、ここにでも書いて、さらに発散させないといられまい。

昨日のコーラスでのこと。
会社から直接来るなをとJの席を確保して、長男と私でその両側に座って開演を待っていた。
すると、PTOの大御所の一人がつかつかとやってきて、長男の膝をトントンとつつき、
「ハニー、そこは私がとっておいた席なの。予約ってシール貼っておいたのよ。」と言う。
何だかわからず立ち上がる長男。
周りの人が、「まぁ、シールが(貼ってあったのね)。」なんて呟きながら長男の立った席をのぞき込むと、シールなんてどこにも貼ってない。
黙りこむ周りの人。
「シールなんて貼ってないけど。」って私が言ってるのに、その人は無視してそこに荷物を置き、どこかへ仕事に行ってしまった。
たまたま私の隣が空いていたので、長男はそこに移った。
もともと、私たちが座ったとき、長男の席にシールなんてなかった。
終わった後で見たら、私たちの反対隣の二つには「RESERVED」という青いシールが貼ってあったけど、長男の席には何もなかったのだ。
それにその3つの席、その大御所のご主人と息子が来たけれど、結局彼女は戻ってこなかったから、二つしか埋まらなかった。その息子は、長男が座ってた席に座ったから、その席を取り戻すことはできなかった。

頭にきているのは、
その大御所の威張った、いじわるで勝手な態度。
それと、
そんな人から長男を守りきれなかった自分。