運動会前夜は洪水

唐揚げ用の鶏肉に下味をつけて、シャワーに入る。
シャワーを止めて、数秒後、突如すぐ近くからシャワー以上の激しい水の音。
あわててカーテンを開けると、シャワーの隣の洗面台下の引き出しから、水が大量に噴き出し、洗面室の床はみるみる水たまりに。。。

大声でなをとJを呼ぶ。
やってきたなをとJにその場を任せ、私は身繕い。
なをとJは濡れながら水の出口を探し当て、とりあえずホースを水洗に当てて水の吹き出しを抑える。

ここでホース押さえの役を交代。
なをとJは大家さんの留守電に、これから修理屋さんを呼ぶ旨を残し、電話帳で修理屋さんを探し、電話。
一本目に断られているのが台所から聞こえてきた時には、水たまりの中で一晩ホースを抑え続けなければならないんだろうかと、不安になったものの、二本目の電話で、修理の依頼が出来た。

なをとJが、途中のバルブを閉めてくれて、ホースを抑えるという非常に辛いポーズから解放された。
修理が来る前に、とりあえず水たまりの除去。

あー、きっと靴履いたまま入ってくるだろうから、後で掃除もしなくちゃなぁと思いながら待つ。
30分位で来てくれたのは、韓国系のdecentな修理の方。頼む前から靴を脱いで上がってきてくれて、老朽化して壊れたホースを交換してくれて、あっという間に修理終了。
どうもありがとー。

それにしても、外出中とか、旅行中とかに壊れていたら、家中水浸し必至だったろうと思うと、恐ろしい。


で、壊れてあふれ出ていたのは熱湯の方のホースだったのだけど、熱いのが苦手のはずのなをとJが、火事場のなんとかで熱さに耐えて頑張ってくれた。

洗面からは、「熱い〜!」と叫ぶなをとJの声。
子供部屋からは、それを聞いて、「僕、暑くて眠れない〜。」と寝ぼけて言う長男の声。
大騒ぎの中でも、何かしら面白いことがあったりする。