代理の先生

幼稚園のヘルプで教室に入ったら、Mrs.Standridgeがお休みだった。
代理の先生は、学校にいつもいるのではなく、どこからともなく(?)やって来る。

代理の先生は、Mrs.Standridgeが作った分刻みのスケジュールを握りしめていた。
しかし、そんなに上手くは進まない。
子供達はいつもよりも喧しいし、先生の目も届ききらないし。
とりあえずスケジュールはこなした、こなしたというか、とりあえず終わった。
これを毎日切り盛りしているMrs.Standridgeは偉いなぁと、感心した。

午前クラスが帰るときには、代理の先生は疲れ切っていた。
「いつもと比べてどぉ?」と聞かれて、思わず返事に詰まる。
「いつもよりワイルド?」と言うので、「えぇ、そうですねぇ。」と答えた。
きっと明日、子供達はMrs.Standridgeに怒られるだろうなぁ。