家探しは続く。。。

Open Houseに行った。賃貸のOpen Houseは、超貸し手市場の最近始まったものらしい。今回のは条件がとてもいいので、倍率が高そう。見学者が後から後から来るので、Nと二人、すっかり気落ちした。

気落ちの原因は他にもある。日本語補習校だ。昨年の12月末まで行っていたのに、「面接を受けないと入れない」と言う。「特に規則があるわけではないのですが、Yくんから小学校のお話が聞きたい。」と言う。では、「1年生に入るときの説明会では、”1から10まで数えられるかとか、名前がいえるか、といったことを面接で見る”とうかがいましたが、それでは今回はどういったことを聞かれるのでしょうか?」と聞くと、「それはこちらで考えることです。」と言われた。「特に、入学選抜というのではありませんから。」と言う。
サンフランシスコのユニオンスクエアのすぐ近くに補習校の本部(?)はあり、指定された日時にそこまで行かなければならないと言う。その日はNはJavaOneでサンフランシスコに朝から晩まで行ってしまい、頼れない。あの坂の多い市内を私は運転する自信がないのだ。
「市内は運転出来ない」こと、「現地校もまだ入れないので、補習校に行くことをYがとても楽しみにしている」こと、「夏の集中学習に是非通わせたい」ことを一生懸命訴え、Nからも電話を入れたが、結局、「学年が変わって、クラスも違うし、例外はゆるされないので、面接を受けないと入学できない。6月の面接の次は、8月になり、それを受けるとなると入学は9月になる。車で来られないなら、電車で来たらどうか。」という返事だった。
冷たい。。。冷たすぎる。
こちらは入れていただく立場だから、丁寧にお願いしたつもりだ。(再入学に関して)特に規則が無いというなら、例外ってのも無いと思うし、前回の面接では面接の内容を補習校側から教えてくれたというのに、今回はまるで聞くのが無礼のようにムッとして教えてくれないし。補習校に行ってなかった期間はたったの5ヶ月だ。その間、日本の小学校に通って勉強しているのだ。性質とか性格を見たいというなら、5ヶ月で変わるものだろうか。
日本で、もし青森まで面接に来いというなら、「遠い」と思っても意地で行くだろう。でもここはアメリカだ。たとえその電車が治安的に問題ないにしても、YとRを二人連れて、ここの近所の駅まで車で行き、乗ったことのない電車に1時間以上乗り、バスに乗り換えて大都市のまっただ中まで行くのは、どうしたって勇気がいることだ。自分一人ではない。子供二人連れてなんだから、負けん気を出せばいいというものではない。
教科書はもちろんのこと、30センチ物差しも三角定規も、教科書ワークも漢字のドリルもノートも日本からしっかり用意して、スーツケースに入れて持ってきた。ついでに言うと、運動会に間に合えばと、クーラーボックスや水筒も航空便で送ったのだ。(運動会は3日に終わってしまった)
「車で行ってみようかな。」と言ったら「お願いだから、やめてくれ。」とNに頼まれた。気持ちはわかる。自分でも恐い。
補習校で問題を起こしたとか言う過去があるわけではない。言わせてもらえば、成績だって良い。(多少おしゃべりだけど。)親のボランティアにも参加していた。
冷たい。冷たすぎる。
Yのために、早く通わせてやりたいのだ。Nは「もう一度電話して頼んでみる」と言っていたが、補習校は月曜日が休みなので、火曜日からJavaOneのNは電話できないだろう。火曜日に私からもう一度お願いしてみよう。
それでもだめだったら、、、、どうするかまだ考えていない。
周りの人の親切を受けて有り難く暮らしていても、こういう冷たい目にも遭う。人生楽ありゃ、苦もあるさーと歌ってみるが、憂鬱な心は晴れない。
お願いです。面接免除してください。