適度な楽観主義

先月、秋からの授業のAdvanced Choirのオーディションがあった次男。
今年度がAdvanced Choirだったのだから、順当に考えれば来年度も大丈夫なはずだけど、どちらかというと悲観主義(なおとJ曰く)な私は、万が一ってこともあると気になっていた。
オーディションは、何曲かの課題からその場で与えられた一曲を歌うことと、初見(sight-reading)と、後で提出する作文。課題曲をうちで練習しているのを聞いてみたら、声が低くなってくる途中のせいか、以前よりも音程が不安定。つのる不安。


歌のオーディションの後、次男に聞いてみた。
み「大丈夫かな。」
次「あぁ、入れたと思うよ。」(自信たっぷり)
み「どうしてわかるの?」
次「去年はsight-readingが全然できなかったけど、今年はちゃんとできたから。」
み「え?去年は全然できなかったの?」
次「うん」
去年聞いてなくてよかった。。。


家に帰ってからは「どうしてAdvanced Choirに入りたいか」の作文を書く。
「歌が好きだし、いろいろな場所に歌いに出かけられるのが楽しいから。」といったことに加えて次男が最後のまとめに書いていたのは、
「僕を入れないと先生はテナーの人数が少なくて困ることになる。」
そのまま提出。


   Cork


昨日、無事にオーディションを通ったとの知らせ。
男の子の人数が少ないのはたしかなので、よほどのことがない限り通るにちがいない、と急に冷静に判断する私。
次男がそこまで強気で楽観主義なら、いっそ「指揮者とかやってみたら」と勧めてみたら、
次「僕じゃだめだよ。もっと(指揮の)やり方知ってないと。」
み「のだめの千秋、指揮やっていてかっこいいよぉ。練習すればいいじゃないの。」
次「千秋は小さい時から勉強してたでしょ。」


一応、身の程をわきまえた楽観主義らしい。