La boulange de Burlingame

   La boulange de Burlingame


大好きなLa Boulangeがバーリンゲームに出来ると知ったのは9月末。
それも10月1日にプレオープンのイベントがあるというので、Miyukiさんとゆみたちの予定を確かめる前に予約して備えたのに、二日前になってプレオープンが4日に延期になったという連絡。もうがっかり。


オープン日の5日も行けないので、6日に行こうとMiyukiさんと約束したのに、5日の早朝にCupertinoで起こった銃撃事件。
機関銃などを持った犯人は逃走し、我が家から車で10分以内の場所のあたりに逃げ込んだ模様。SATとかFBIとか、テレビドラマさながらの捜索が行われたものの見つからず、緊張の一日。
学校はあるのかないのか、連絡はないし、websiteではわからないし、電話もなかなか繋がらないし。
ようやく繋がった学校への電話で「学校のエリアは大丈夫だから、準備ができたら来るように」と言われて送って行く。


家に帰ってさらに情報収集続けたら、そのうち学校のwebsiteにCode Blue-Lock downと出てきて、送って行かなければよかったと後悔。
帰宅後に聞いたら、次男が教室に入ろうとしたらロックダウンされていて、ドアをノックしていれてもらったとか。一日中、一時間目のクラスにいつづけ、授業はなし。Mulanを観ていたんだそうで。


何時間経っても容疑者が捕まったというニュースは入らず、時間が経てば経つほど逃げる範囲は広がると思うと、心配は増すばかり。
次男の簡単な説明に寄れば、
「Code Blueは悪い人が近所にいるので教室には鍵をかけ、保護者の希望があれば迎えに行けば帰れる」けど、
「Code Redになると、悪い人が学校内にいるということだから、帰宅することもできなくなる」んだとか。
まぁ、正式にはちょっと違うんだろうけど。


午後2時過ぎた頃、学校のwebsiteに「順次学校から電話をするので、電話を受けたら迎えにくるように。電話があるまで迎えに来ないで。学校に電話はしないで」と。
電話を待っているうちに、次男から三度も催促の電話。
次から次へと親が電話を待たずに迎えにきていて、三度目の電話のときには友だちも既に殆ど帰ってしまったとか...。
慌てて迎えに行き、家に帰って一安心。


夜になっても容疑者は見つからず、Jobsが亡くなったニュースが入ってからは、事件についてのテレビニュースの度合いが薄れ気味。
今日は学校も通常通り始まったものの、捕まるまではいつ何が起こるかわからないからLa Boulangeどころじゃないなと思っていたら、8時頃に「捕まったかも」というニュース。
その後、「かも」が「容疑者射殺」と確定し、予定よりも少し遅めの出発でバーリンゲームへ。


   French Toast @La boulange de Burlingame


時間に余裕が無いので、目的地直行直帰。
Miyukiさんはグラノラ、私はフレンチトースト。
このフレンチトースト、卵の割合が大きいのかブレッドプディングと言ってもいいくらい。フルーツもたっぷり。
レジの人たちはまだ慣れてない様子ではあったけど、お店自体は昨日オープンしたとは思えないくらい街に溶け込んでいる様子。
アンティークっぽい机や椅子、バケツを逆さにしたようなランプシェードも可愛らしくて、サンフランシスコ内のいくつかのお店よりも広々とした印象。
うちから1時間近くかかるとはいえ、SFよりも通いやすい位置のバーリンゲーム。
「ファーマーズマーケットでもLa Boulangeのパンは買えるけど、種類が少ないものね。」なんてMiyukiさんと話ながら、持ち帰りのものもいくつか買って、帰宅。
通います。


事件に関しては、犯人が射殺されてしまったので、一晩どこに隠れていたのか、事件を起こした原因は何だったのか、謎のまま。