次男のコート

次男は欲しい物が多い人なので、とても毎回は要求を受け入れられない。
冬になってから「コートが欲しい」と何度も言われていたけど、薄手のジャケットは持っているし、何より家に帰れば半袖で過ごしているような暑がりに厚手のコートは必要ないしと、却下し続けていた。
年末になって各方面からクリスマスプレゼントにとお小遣いを頂戴したので、じゃあ買おうかと言うことに。
嬉しそうにオンラインで選んでいたけど、サイズがわかりにくいから実際に着てみた方がいいと言ったら、いつもは渋々でしか付いてこないショッピングモールへ「いつ行く?」とうるさい。


昨日、Valley Fairへ。
平日だし、クリスマスセールも一段落して空いているかと思ったら、かなりの混雑。
混雑をものともせずにモールの端から端まで、お目当てのコートを探して歩く次男。
ピーコートが欲しいらしいけど、グレーじゃEdwardに憧れていると勘違いされても困るから他の色。もう一つの問題はサイズ。スモールで大丈夫だったり、ミディアムだったり、メーカーによって大きさが違うし。セールも一段落したこの時期、残っているのは大きいラージとか、エクストララージのものが殆ど。
候補をようやく見つけて、他のお店ももう少しチェックし、「やっぱりさっきのにしよう」と戻ってみたら、他の人が目の前で試着中…。
淡い期待を持ちながらさりげなく待ってたけど、結局その人が買ってしまって振り出しに。あぁぁぁぁ。私の数時間。
帰りがけに Valcoの Macy'sにも寄ってみたけど、無し。


そして今日。ガッカリしているので Stanford Shopping Centerまで。
同じコートのスモールを一枚見つけて「あった!」と喜んで試着したら、左の腕が出しにくい。


   コートの袖口の中


袖の中に捻れ?
店員さんが在庫を調べたら、あと二枚は同じサイズがあるはずだというのに、売り場には見つからず。
でも次男はこのコートが気に入ってるしと、何が悪いかと裏返してみてみたら、裏地が捻れて縫いつけてあることが判明。袖口にまつる時に捻ったらしい。しかし、何故に気付かないかなぁ、こんな失敗。
店員さんは「通常、こういう不良品はうちの店では売らないから、自分で直して着るのは勧めない」というけど、もう他で気に入ったコートを見つけられるとも思えないので、このまま購入。聞いてみたら10%だけ値引きしてくれた。


帰宅後、またまた「ママ、コート直してね」という攻撃に何度もあった末、先程お直し終了。
捻れた分裏地が長めになっていたので少しだけ短くして、まつり直し。
これでようやくコート探しおしまい。ほっ。