卒業式

前日の大雨でどうなることかと思ったけれど、晴れ渡った土曜日。
とうとう補習校高等部の卒業式。
何回か参加したことのある高等部の卒業式のメインは、卒業生全員がする答辞。
時間の関係で一人28秒と短くても、それぞれが個性豊かに答辞を述べました。
中学部の卒業式から二年(高等部は二年生までなので)、一段と成長している長男のクラスメートの姿は立派でした。
穏やかで優しくて真面目な子ばかりのクラスで長男も楽しく過ごさせてもらい、担任の先生にも恵まれた高校の二年間は特によかったと思ってます。
クラスメートが良ければお母様がたも最高で、うるさいこと言わないし、それでいてやるべき事はしっかり。
この一年間、卒業に向けてそれぞれ役割を分担してきました。
私は写真係の一人。とはいえ、いいレンズを持っているわけでもなし、この卒業式の写真もピントの合ってない写真多数。そんな下手な写真係でしたが、アップの写真を撮るために遠慮なく子どもたちに近づいていくことができ、一人ひとりの表情をじっくり見つめることができました。


卒業式後は子どもたちはFresh Choiceでランチをして,アイススケートへ。
その後は四時からは保護者も交えて謝恩会。
あつゆきさんのお家をご提供いただいて、謝恩会係のお母様がたが準備してくださったお料理や、楽しいゲーム、お喋りと、六時間以上も楽しみました。
謝恩会係のお母様が用意してくださった「目あてゲーム」や「赤ちゃんの写真あてゲーム」などを楽しみ、最後にまた答辞みたいに挨拶をするようにと促されれば、一人ひとりが冗談を混じえながらも丁寧にきちんと挨拶を。
そういう真面目でちょっと幼くて素直な子どもたちが集まったクラスだったということに、参加した保護者の面々はまた感動しながら、六月に全員で一泊旅行をすることを楽しみに、お開きとなりました。


この後は秋からアメリカの大学へ進む子、日本の大学受験に向けて帰国する子、現地の高校のシニアになる子と、進む道は様々。
現地校の活動でクラスの誰かがお休みすることがあっても、毎週土曜日に何人かは必ず集まっていたことがお終いになります。
日本に帰っていた約五ヶ月も含めれば、長男が頑張った11年。
途中でやめることが悪いこととは限らないけれど、続けたことで得た宝物は長男にとって大きいものでした。


   ケーク・オ・マフィン


謝恩会の後、場所を移動してお泊り会。
日曜日の昼過ぎに迎えに行く時のおみやげ用にと作った小嶋ルミさんのケーク・オ・マフィン。
18センチの型で焼くレシピを倍量にして、15センチ一つと、10センチくらいの二つを使って焼きました。
型に対して少し量が多目だったようで、本の写真よりも高さがでて、焼き時間も長めに。
ただ混ぜるだけではなくてハンドミキサーを使うためかモサモサしていないし、たっぷり入れたベリーがクリームチーズと合って、自転車部のお仲間と長時間ライドに出かけて帰って来たなおとJに、「このケーキのためだけでも、この本を買った価値がある」とまで言われたほど。ベリー類好きなので。