ハイスクールからのアンケート

来秋から、今よりもさらに予算が減ってしまうことになっている高校のSchool District(訳せない。いうなれば学校区教育委員会?)から、アンケートが送られてきた。
「既に支出を削減するために様々なステップを踏んできたけれど、このままではさらなる削減が必要になってきているので、次の19項目のうちあなたが最も残して欲しいと思うものを5つだけ選んで提出して欲しい」という内容。


5つと言われても、何度考えても選ぶのが難しい。
どれも大事に思えるものばかり。
19項目は、それぞれどのようにして支出削減を導くかの説明文付きで、それを読むとさらに選べなくなってくる。


例えば、ざっと訳すとその中の一つは
Advance Mathematics
UC等の大学はAlgebra IIだけを必須としているけれど、高校生である間に四年間数学を勉強することを推奨している。だけど、数学は三年間までしか高校では勉強できないこととすることが可能。


他には、
Science Course Options
UC等の大学は二年間理科系の授業を履修することを必須としているけれど、もしも理科系を専攻とする場合には三年か四年履修することを推奨している。これを高校では二年間しか勉強できないこととすることが可能。


また、
Seventh Class Option
現在すべての高校が一日に七時限の授業を提供しており、生徒には六時限が保証され、空きが有る場合には七時限目のクラスを履修できる。六時限ずつ四年間履修すると、卒業に必要な単位よりも20単位以上多くとって卒業することになる。多くの生徒は、個々の興味や、大学入学を有利にするために、卒業に必要な単位以上の授業をとっている。これを、卒業に必要な単位のみ満たせるようにし、9年生10年生は一日六時限、11年生12年生は一日五時限までとすることが可能。


その他にも
ガイダンスカウンセラー(削減)
メインテナンススタッフ(削減)
外国語のAPレベルのクラス(廃止)
Visual and performing Artsのクラス(一年間しかとれないこととする)
現在生徒と教師の比率を低く抑えている9年生のクラスや、Languageのクラス(比率を33:1以上に)
卒業に必要な授業を落とした場合に受けられるサマースクール(有料化)
卒業できないかもしれない生徒へのサポート(削減)
放課後のスポーツ等のアクティビティ(削減)
Electives(選択授業)の種類(削減)
などが挙げられている。


アンケートの締切は今月末。
最終的にどんな結論が出されるのか,とても気になる。