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Amish Abstractions Quilts

San Francisco Quilt/Craft


   De Young Museum


De Young Museumで開かれているAmish Abstractions Quiltsという展示を鑑賞しに、サンフランシスコまで。


展示されているのは、Faith and Stephen Brownが数十年かけて集め続けているAmishキルト、1900年前後の40数点。
Amishについて、「ペンシルバニア・ダッチ」と呼ばれる独特の言語を使っているとか、Amishでない人のことはEnglishと呼ぶとか、冷蔵庫はプロパンガスで動いているとか、食べ物は基本的に自給自足だとか、そんな断片知識はいくらでもあるのだけど、きちんと説明できる知識は無いので、興味のある方は是非wikipediaあたりでお調べいただけたら。


洋服も独特なAmishだから、その生地を使ったキルトももちろん独特な色調。
結婚するまでは多少色のあるものも大丈夫だそうで、キルトには鮮やかなピンクや目の覚めるような緑も使われているけれど、柄物はなくて無地のみ。


アメリカに移住した当時の生活を守り続けている、と聞くと勝手な思い込みから、きっと素材は天然のものだけだろうとか、手縫いに違いないとかそんな風に思ってしまうけれど、生地は木綿とウール以外に化学繊維も使われていると書いてあったし、バインディングはミシンが多かったと思う。確かめられなかったけど、ピーシングもミシンで縫ってあるのではないかと思うものもいくつか。
キルティングも細かいに違いないと思い込んではいけなくて、割と粗い縫い目のものも。
中の綿は、毎日の暮らしで使われた古いものだからなのかもしれないけど、薄め。


感嘆してしまうのは、その質素な色の服地から出来上がる深い色の組み合わせ。
パターン自体もトラディショナルなもので、限られた色でどうしてこんなに奥の深いデザインが表現できるのか。
外部の情報からは遮断されたところに住んでいるために、かえって研ぎ澄まされた感覚でこういうキルトを生みだすのかもしれない。


写真撮影は禁止だったので、ハガキ集を買ってきた。実物には遠くおよばないけれど、そのハガキの写真でも素晴らしさに圧倒される。
いつか行ってみたいと思っているペンシルバニア州ランカスター。


今調べてみようと思っている素朴な疑問の一つ。
Amishの育てている作物はオーガニックなのかどうか。