Surgery


10月に数日痛んだ後は痛みを感じることもなかったので、てっきりさよならしたと思っていた尿管結石。実はずっと潜んでいたらしい。


去年のクリスマス頃から痛み出し、蟹を買いに出かけたハーフムーンベイへのドライブ中はとても痛くて楽しくなく、それでいて30分もすれば治まり、その後は耐えられなくはないものの何となく毎日痛くて憂鬱に過ごしていた。
大晦日に心配でたまらなくなってお医者さんへ行ったけど、詳しく検査しないとわからないということで、うっすらとした痛みとともに年末年始を過ごし、この月曜日に血液検査、木曜日にCT、金曜日に専門医へ。
CTには左の尿管と右の腎臓に白い結石がくっきりと。


治療法としては、自然排出を待つか、外からレーザーを当てて破壊する(成功率65%くらい)か、中からレーザーを当てて破壊する(成功率95%くらい)かの三つ。
左の石が8ミリを越えている大きさとかで、そうなると自然排出の確率は低く、お医者さんの勧めもあって手術をすることに。
外からレーザーを当てる治療法しか知らずにいたので、「わたし、今晩空いているから手術できますよ。」とお医者さんに言われても、どちらの治療法をとるか簡単には決められなかったのだけど、成功率が高い方を選んで中から破壊することに。
結局、その日はお医者さんのスケジュールが空いてはいなかったので、翌朝の昨日、手術。


8時には来るように言われていたのに15分で手続きは終わってしまい、手術時間までボケーッと待つ。
9時半過ぎに手術室の前に連れて行かれる。さっきまでいつもと同じに朝ご飯とか作っていたのだし、歩いてもいいんだけどなぁと思いながら、ストレッチャーに寝かされたまま、いかにも手術前の人のように運ばれる。
手術内容の確認やら、お医者さんの説明やら聞いた後、麻酔開始。
手術室に運ばれ、麻酔医に「いつから石が出来たの?」と聞かれて、いつからかは私だってわからないなぁと考えているうちに目が回ってきて、一時間半後くらいに名前を呼ばれるまで記憶無し。
目覚めた時は麻酔のせいでどこも痛くない。
そのまま帰宅。
日本だったら数日入院するらしいけど、アメリカなので日帰り手術。


家に帰ってきたら、どんどん痛くなってきた。まだ身体の中に管を残してあるので、違和感もある。
処方薬をなをとJに買いに行ってもらい、飲んだ後はひたすらベッドで。
痛み止めが切れると痛いとか、その他いろいろと本調子ではないので、日曜日の今日も殆どベッド。


左の石は破壊できて取り出したそう。右のは自然排出待ち。
とりあえず、手術が終わってホッとしたところ。
身体の中に真珠とか出来るのならいいのにね。