SAT

SAT(”さっと”じゃなくて”えすえーてぃー”)について、ずっと前から書きたかったのだけど、自分が理解するのに精一杯でなかなか文章までにはできず。
はっきり言えば、未だに全部は理解できていないのだけど、実際に受験する日も近づき、そうも言ってはいられないので、とりあえず今回は簡単に。(次回詳しく、があるのかどうかは。。。)
大事なテストなので、分厚い参考書も各種発売されているし、SATのための塾もどこを選べば良いのか迷ってしまうほどたくさんある。


SAT Study Guide


SATは簡単に言ってしまえば共通一次試験みたいなもの。(あ、今はセンター試験と言うのだった)
大学に入るのに考慮されるのは、このSAT(あるいはACT)の点数、GPAと呼ばれる学校の成績、学校内外における様々な活動、エッセー等々の組み合わせ。
何度も書いてきているけど、日本で「アメリカの大学は入るのは簡単で卒業するのが難しい」というのは間違いで、「アメリカの大学は入るのも大変で、卒業するのも大変」なの。
入学試験日の一発勝負ではなく、日々の努力を見てもらえるのを良しととらえることもできるけど、高校生活中いつも気を抜くことなくプレッシャーの中にいるとも言えるわけで、結局のところ、大学に入るのは日本もアメリカも大変なんだということか。


SATはCollege Boardが運営。
私のたどたどしい文よりも正確に知りたい場合は、このCollege Boardのサイトに行くのが一番。
他にはWikipediaの英語サイト、もっと簡単にはWikipediaの日本語サイトに説明あり。
ここにあるように、一年間に数回実施されて、受験回数は一人一度とは限らず、良い点数が大学に報告されるのだとか。


テストはSAT Reasoning TestとSAT Subject Testがあり、Reasoning Testは、Critical Reading、Mathematics、Writingの三項目に分かれている。
Subject Testは英語、歴史、数学、理科、言語の5分野20科目ある中から選んで受験だけど、実際は言語の中に12もあるので、選択肢が多いわけではない(と、長男がよく言っている)。


カレンダーを見るとわかるように、この学年度は10月から実施されていて、大抵がJunior(高校三年め)かSenior(高校四年め)で受ける。*1
長男の同級生でもReasoning Testを既に受けている人はいるとのことだし、Sophomore(高校二年め)で勉強した科目をSubject Testに選んだ人は、記憶の新しいうちに受験したいということで春先に受けている場合もある。
そんな話を聞くと、まだ受けていないのは遅いのではと焦ってしまうけれど、学校のカウンセラーが月に一回送ってくるメールによれば、慌てて受けずにJuniorの学年末に受けるようにとのアドバイス。
慣れるためにも早くから受ける人もいるという話も聞くし、他人の話だけ聞いていると情報は錯綜しているので、個々のケースによって変わってくるのだととらえて、慌てないことに。
ということで、長男は来年になってからReasoning Testを受験予定。

*1:高校はFreshman、Sophomore、Junior、Seniorの4年