A "B" is an Asian "F".

冬時間になってしまってからは5時を過ぎれば暗くなり、7時なんて真っ暗。
暗い中を出かけるのは気が重いことながら、学校の行事は殆ど夜ばかり。
今夜は、Middle Schoolで 7th grade向けの"ACADEMIC AND COLLEGE PLANNING NIGHT".


   Pumpkin 2種


内容は、High School卒業のための授業選択や、大学に入るための授業選択の条件などの大まかなことやら、それに備えてMiddle Schoolの間に親子でするべきことは何かとか、広く多岐にわたる内容。
ここ2年間、High Schoolでの説明会等で得てきた内容と殆ど同じだったけれど、これを3年前に長男がMiddleの時に聞かせてくれたら、どんなにかよかったのに。(それに今晩は私が参加するよりも、私よりも詳しくないなおとJが参加して話を聞くとよかったな。)今夜は子どもも一緒に参加する会で、大まかとはいえ高校の生活や大学入学に向けての準備の話を子どもも聞ける良い機会だった。


Middleのカウンセラーが新しくなったらしく、熱心な様子。今夜の会もとても良くオーガナイズされていた。スライドもわかりやすいし、説明も明瞭。
カウンセラーは学校に二人いて、授業のことや学校生活について話し合うことができる。直接コンタクトをとったことは今までないけれど、今夜の話を聞く限り頼りがいがありそう。


さて、始まる10分前についたら、待ち時間の間、正面のスクリーンには色々な言葉が次々と映し出されていた。
"The future belongs to those who believe in the beauty of their dreams." というエレノア・ルーズベルトの格言や、ガンジーの格言。
学校の先生の"自分のベストを尽くして、成長し、Middle Schoolで楽しい思い出を作って欲しい"とか、"自分の可能性を信じましょう。"といった言葉。
なかに、7th gradeの子のものがいくつかあって、"将来は警察官になりたい"とか"
シェフになりたい"とか。
その中で「なんだかなぁ」と思ってしまったいくつかは、
"High Schoolに入ったらSATで良い成績をとるのが目標"とか、
"UC Berkeleyに入って化学を勉強するのが目標"とか、
"Stanfordに入って法律の勉強をする"とか。。。
それは親から言われてそういうものだと思っているのか、子ども自身がそれを夢と思っているのか。


High Schoolの成績は、テストが何割、宿題が何割、出席が何割、といった感じで明確に点数の配分が決まっている。それによって計算された点数は、90以上がA、80以上はB、70以上はC、60以上がD、不合格はFとなる。
「"B"はアジアじゃ"F"」
そういうふうに言われていると、長男がいつだったか教えてくれた。