いとしのベーカリーその1

領事館に用事があり、なおとJとおでかけ。
「忙しいから、すぐに帰るからね。」と言われていたけれど、
「ベーカリー一軒くらい、覗く時間はあるよね。」とつぶやく私。
朝、私の手にはしっかりと、領事館から三軒まわる経路のグーグルマップ
呆れるなおとJ。
私の勝ち。


パンくらぶはメンバーが忙しかったりなんだりと活動が休止中というさみしい状況。
ベーキング道を突き進んでいるMiyukiさんは、すでに私の中で師という位置づけとなっているので、昨晩はMiyukiさんのブログを読み返し、サンフランシスコのお勉強。
厳選された三軒。
「まぁ、三軒一応メモしてきたけど、別に全部まわらなくてもいいからね。」と一応言っておいて、とりあえず領事館から一番近いFerry Buildingへ。


   BORIANAのBOMBOLONE


一番のお目当てはBORIANAのBOMBOLONE
実は表面にグラニュー糖がまぶしてある食べ物は苦手なのだけど、これは例外中の例外。
以前ごちそうになって、びっくり。
カスタードかチョコクリームかラズベリージャムかヌテラが入ったドーナツと聞いたら、甘くて油っぽくて重そうなものを想像する。
なのにこれは、ふんわりと軽いし、甘すぎないしで、大きいのに一つまるごとぺろりといける。
Web上だとBombolloniとあるけれど、売り場ではBomboloneとあった。イタリアのペストリー。
たくさん買いたいけれど、これからまだまだ回るので、チョコレートを二つとカスタードを二つ。
放課後に食べた次男は、「んー(ほとんどキャーに近い裏声)、これ、おいしぃ!」と叫んでいた。


Mietteのマカロンに心惹かれつつも、「今日は別なお店でマカロン買うんだ!」という決意で前を通り過ぎ。
お次はACME


   ACME


近所のスーパーで売っているACMEのパンはリーンなローフブレッドがほとんど。それに比べると、リッチ系のパンも豊富だし、なんとたくさんの種類があることか。
ほんとは全部買いたいくらいだけど、そうもいかないので4つだけね。
プレーンのクロワッサン、チョコクロワッサン、パンプキンのパン、ぶどうと炒めたたまねぎとクルミが乗っているパン(名前知らない)。
パンプキンのパンにはレーズンとナッツが入っていて、生地はほんのりオレンジ色。かみ締めると味が出る。ぶどうや炒めたまねぎの乗ったパンは、生地がリーン。
近所にACMEのお店があったらいいのにねぇ。


その2に続く。