Phase 10

日曜日、長男となおとJをカーメルへと朝6時前に送り出した後は、次男と二人でこの上なく怠惰に過ごす。
さすがに一日ソファーというのも気がひけてきて、二人でキッチンの片づけを。
食器を洗いながら、次男に冷蔵庫の整理を指示していたら、気が散ったのか、私の左手はパン切り包丁で右手の親指をゆっくりと切っておりました。思い出しただけでも痛い。
波々の傷なわけだから。。。
長男&なおとJが長男のクラブの資金集めのために一日中プリッツェルを売っているというのに、ダラダラとしていたバチかしら。
Neosporinをたっぷり塗って、次男に絆創膏*1を貼ってもらって出血は止まったものの、食器洗い熱は一気に失せ、怠惰な二人に逆戻り。
二人が出掛けたこのカーメルのイベントはペブルビーチで開かれるConcours d'Elegance
入場料だけで$150もするというクラッシックカーの品評会だそうで、クラッシックカー好きな方に連れられた「意味の無いほど小さい日傘を持ったご婦人」や、「日よけ効果なんて全然ない、装飾のみを目的とした帽子をかぶったご婦人」や、「チワワを抱えたご婦人」が沢山いらしていたそう。ちょっと見たかったな。


さて、Nanny McPheeをそろそろ図書館に返さないとならなくなり、寂しいなと思っていたところに、オーダーしていたLittle House on the Prairie*2のDVDがAmazonから届く。
Little House on the Prairieは、今でもHallmark Channelで毎日4時間再放送しているし、図書館でも何度もDVDを借りているので、殆どのエピソードを観ているはず。


Little House on Prairie: Pilot (1974) (Spec)


テレビでの9シリーズが始まる前に放送されたPilot版であるこの2時間のお話は、Hallmarkで放送されたのを観たことがなく、図書館でも見つけることができなかったもの。
色や画像をきれいに直してあるので、Hallmarkで観るシリーズ初期の画像から受ける古くさい印象も無い。(色あせたものも、それはそれで味があっていい。)
シリーズの中ではたまにしかうつらないキルトだけど、このお話では様々なデザインを何枚も何度も見ることができる。ある時は寝袋がわり、ある時は玄関のドアの代わり、そしてある時は掛け布団。これが、洗濯でクタクタになっていて、何ともいえない良い感じ。
ローラがかぶっている毛糸の帽子も、可愛らしくて大好き。


毎食用にパンを一から焼いたり、これだけの枚数のキルトを作ったり、丸太で家を建てたり、洋服を全部自分で縫ったり、クリスマスともなると狩りでターキーを捕ってきて、毛をむしって、火力の弱そうな暖炉で焼いている様子をみていると、我が身の怠け者さがはずかしく思えてくるのだけれど、とりあえずこの波々傷が治るまでは怠けるのだ。。。


さて、このLittle House on the Prairie、シリーズ9まで続いたものの最後はあまり人気がなくなり、最終回という印象のないエピソードで唐突に終わってしまうことになったらしく、後からスペシャル版が3つ放送されて本当に終しまいとなったとのこと。
このスペシャル版はたまにHallmarkで放送されているけれど、まだ1つしかきちん観たことがないので、ぜひ残り2つも観たいと思っている。

*1:絆創膏って書くと古ぽい印象ですが、一般名称は絆創膏なんですよね。他には何というのかしら。

*2:NHKでも放送された「大草原の小さな家