保険のごちゃごちゃ

9月に受けた健康診断での検査二つ、保険でカバーされるはずなのに、半額位ずつ請求書が届いた。
なおとJが保険会社に電話して、「(保険会社の)手続きの間違い」ということで解決したはずなのに、しばらくして、またも「やっぱり手続きは正しいから、支払って。」との連絡。
その間、私もホームドクターのオフィスに電話したり、書類のコピーを送ったりもした。ドクターのオフィスも保険会社に電話してくれたけど、「本人じゃないとプライバシーの問題で教えられない。」ってことで話が進まず。
「保険会社に電話」と書くとたった7文字だけど、電話するとオートメッセージに誕生日だの名前だのを延々と答え続けて、ようやくオペレーターにたどり着く。そこでの話もスムーズに運ぶわけでもない。
なおとJは、また保険会社に電話。「今度は請求書に書かれた請求番号が間違っている。」と言われたとかで、「じゃあ何と書けば正しいのか?」と聞いたら、「医療関係者以外には答えられない。」と。
ドクターのオフィスの会計係の人は、「保険の免責分なんじゃないか。」と言ってきたけれど、なおとJは「そんなはずはない。」と言う。
「じゃあ一緒に電話しましょう。」と言ってくれたので、風邪の次男はなおとJにまかせて、うちが加入している保険のマニュアルを持って朝9時からオフィスへ。
会計係とマニュアルを確認し、やはり保険で全額カバーされるべき検査だということを確認し、プロの会計係が8センチくらいのマニュアル片手に保険会社に電話して、それでも結局50分くらいかかってしまった。
一つの方は、やはり請求番号が違っていたらしい。だけど、間に入っているラボの会計係は「今までそれで問題が起きたことはないから、そんなはずがない。」と言っていて、今度はラボと保険会社間での連絡待ちとなった。
もう一つの方は、やはり単純に保険会社のミスだったらしい。既に検査をした病院に保険会社から支払いをすませたそうだ。
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アメリカの保険って、本当にややこしい。
加入している保険によって内容はまるで違うから、他の人の話は当てはまらなくて、自分で理解していないとならない。
ここまで(まだ解決しきってないけど)で2ヶ月以上かかっているわけだし、思いもよらない請求書や、保険会社とのやりとりで、家の中に何度暗雲が立ちこめたことか。
二つの請求書合わせて100ドル弱。もう「いっそ払ってスッキリしちゃいたい」とも思ったけれど、それはそれは高い保険を買っているというのに、納得いかないお金を払うなんてくやしいし。
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どうぞこれで解決してくれますように。