日本語補習校小学部卒業式

あいにくの雨だったけれど、長男は無事に卒業式を迎えた。
卒業生の答辞は、全員が一人20秒間、自分で考えた文章を述べるもの。ここ数週間、上手くいくかどうか、長男本人はとても心配していたのだけれど、大きな声でしっかりと話すことが出来ていた。後で何人ものお母さんに、「しっかりしていて、頼もしくて立派」と言われ、お世辞と思っても、あの長男がそんな風に誉めてもらえるのは、とても嬉しかった。
あの長男というのは、幼稚園の入園式で、みんながきちんと座っている中、わけもわからず立ち上がったり座ったり勝手にしていた頃の長男。今思えば、幼稚園生がそういう行動をとっても十分許容範囲なのだけれど、当時は大丈夫だろうかと不安に思っていた。「しっかりしてる」なんて、お世辞でもあの長男にはとても言ってもらえるような言葉ではなかった。
今日のなをとJのスーツと私のスーツは、その入園式に着たスーツと同じ。長男を挟んで、入園式の日の写真と同じように写真を次男に撮ってもらった。
良い写真が撮れた。