宿題

5時ちょっと前に次男が言った。
「宿題に使う本を学校に忘れて来ちゃった!」
本屋で買おうか、いや、忘れてきたことがいけないと知らせるためにそのままにしようか。
サンノゼ図書館のwebカタログで調べると、近所(徒歩5分)のところにはなく、ダウンタウンの真ん中にある大きい図書館に2冊ある模様。夜10時までやってるみたい。
地図をプリントし、出かける。
ダウンタウンなんて滅多に行かない。前回いつ行ったか、覚えていないほど。一方通行が多いし、人も多い。よく知らない道を走るのは、緊張する。どこが治安が悪いとか、そういうことを知らないと一層緊張する。
運転して約15分、思ったよりも簡単に、目の前に巨大な図書館が現れた。しかし、ダウンタウンは駐車場が見つからない。隣接する広いサンノゼ州立大学の周りをぐるっと3周周り、ちょっと離れた所にある1時間パーキングに停車。
きれいで大きい図書館。と、こ、ろ、が、、、
あせってカタログを見た私が悪かった。Holdonshelvesを棚にあると勘違い。2冊とも誰かがholdしているので借りられなかった。受付の人は親切で、他の図書館にないか調べてくれた。一カ所発見〜!
サンノゼダウンタウンよりもずーっと家に近い(車で10分くらい)サンタクララ図書館。で、も、閉館時間は6時。その時すでに6時4分前。受付の人も一緒にがっかりしてくれる。
親切な受付の人にお礼を言って、諦めて帰る。
行きはあれほど簡単だった道順が、単純に反対をたどると一通やら何やらでわけわからなくなり、ようやく見つけた87を逆に向かっちゃうし、戻って乗った280はラッシュで大混雑だし。
ようやく家に帰ったのは6時45分。
「ねぇ、寝ちゃってるよ。」と、付き合わされて連れ回された長男が、呆れてつぶやいた。
もうひとつ、手段はある。学校の図書館。
もちろん普通は夜は閉まっているけど、今晩は10月にするWalkathonというイベントのためのPTOの集まりがあるから、私がそれに出席しさえすれば、次男は図書館で本を探せる。
だけど、出席したらまたも私は大変なことになるだろう。やめておく。
次男、自分が忘れたのが悪いんだよ。明日、Noticeもらってらっしゃい。反省してね。