肉と魚 その2

昨日は日本語補習校の運動会だった。
お弁当のおかずは、Yの大好物の鶏の唐揚げ。
食べるかどうか不安に思いながら、早朝から沢山揚げる。

昼休み。
「もう一つ唐揚げ〜。大きいのね〜。」
という声を何度も聞いた。
Nと私、いつ思い出すかとドキドキしたが、無事に昼休みは終わった。
沢山の唐揚げは消えた。

夜。
疲れたので、皆さんお勧めの韓国レストランに行った。
頼んだのは、「スンドフ」と「石焼きビビンバ」と「パジョン」。
料理がテーブルに並ぶ。
お店の人が子供用にわざわざご飯をよそって持ってきてくれた。
ご飯を食べながらYは言う。
「僕、肉が食べたかったなぁ。」

な「このパジョンにもエビとか入ってるよ。これ食べれば。」
ユ「僕、肉が食べたいよ。肉頼んでよ。」
頼もうかと思ったけど、すでに3品で量的に充分だったので頼まなかったら、Yは大層不満そうだった。

前の晩のYのしくしくと、Nと私の心配は何だったのか。。。
泣いた時は心から泣いていたんだろうし、昨日は心からお肉が食べたかったんだろうけど。
また思い出して泣く時もあるのだろうけど、親がそれほど心配する必要はないみたいだ。
ほっ。